どんたむれんじゅ blog

「どんたむ焼きと絵本 どんたむれんじゅ」「酒とめし どんたむれんじゅ」     同じ場所で昼と夜は違う顔の店になる

走馬灯のよう〜2023.12.30

 明けましておめでとうございます。

 さて、去年の話になって申し訳ないですが、印象的だった12/30のお話をさせていただきたいと思います。

 

 走馬灯…人生の走馬灯を見るのはもう10年ほど後にしたいですが、12/30は走馬灯のように人生を圧縮したような情景を見た日になりました。

 といっても35歳くらいからのこれまでですが。

 

 この日は、小晦日蕎麦と称して、まだ素人ですが(これから玄人になるのかはわからん)そば打ちが上手な知人の手打ちそばを「なぞの庵」と称して提供していました。

 

 午前中には、私が市民活動を始めるきっかけになり、今もかわいがってくださる先輩方が来て蕎麦を食べてくださいました。

 昼には、そういう活動を始めるようになってから知り合った方がご夫婦が来店して蕎麦を。

 その後には、最近、たびたび足を運んでくださっている方がちょい呑みをしながら蕎麦を召し上がってくださいました。

 夜になって、前の仕事からの知り合いで、夕飯を食べにたびたび来てくださっている方が召し上がってくださいました。

 そして最後に、初めて来店してくださった方が蕎麦を燗酒と共に。

 

 この蕎麦を打ってくれたのは、福島第一原発爆発事故による子どもたちの被曝を防ぎたくて始めた「ふくトマ」で一緒に活動をしてくれた人です。

 

 この日来てくださった方は、この店が開店してから半年の間に来てくださったお客様、この店を支えてくださった方々を象徴したような方々でした。

 本当に助けていただいたと、強く強く思います。

 

 私は、折れても折れてもすぐ生える「天狗の鼻」を持つ男ですが、少しでも謙虚になってこの店を育てていきたいと思います。

 

 最後にいらした方がおっしゃった言葉が私の宝物になりました。

 

 「どんたむ焼きがとても美味しかったので夜も来てみました」

 

 今年も「どんたむ焼きと絵本 どんたむれんじゅ」「酒とめし どんたむれんじゅ」をよろしくお願いいたします。

 

どんたむ焼き