どんたむれんじゅ blog

「どんたむ焼きと絵本 どんたむれんじゅ」「酒とめし どんたむれんじゅ」     同じ場所で昼と夜は違う顔の店になる

市民講座のお知らせ 森と私たち〜巨木の森を例にして

 第1回の市民講座のお知らせです♪

 トークショー型市民講座 まーなび。

 これは2010年から2、3年、苫小牧市サンガーデンにあったえちおぴ屋で開催していたもののリニューアルです。

 当時は、非営利自治支援事務所Pucca名義で開催していました。

 当時の記事はこちら→非営利自治支援事務所Puccaブログ

 

 うちの店のカウンター部分がステージ上になっているので、そこを利用します。

 私が聞き手となり、ゲストの佐々木さんと並んで座り、みなさんと向かい合う形でお話を伺っていきます。

 午後3時開始なので、おやつと飲み物付きです♫

 

 ゲストの佐々木昌治さんは、元営林署職員で、自然観察グループまゆみの会、樽前山森学者の代表もされていました。また自然保護観察指導員として、地域の小学校で樹木を中心に環境教育にも関わってこられました。

 森に対する視点に、営林署職員の経験から「経済的な視点での森林管理」「人工林と天然林の関係」などが加味されているのが、一般的な自然観察・自然保護のリーダーや解説員との違いだと思います。

 

 例えば、この支笏湖畔美笛にある巨木の森。

 このような森になったのは、この地帯にパルプ資源として針葉樹の森を作ろうとしたことが大きな影響を与えているそうです。

 そしてそこには、人間と樹木の「時の流れ」の違いが関係しているそうです。

 

 人は早く結果や結論を知りたがります。

 それは、まだ自分がやってもいないことにまで「これをやってどうなるの?(利益があるの?)」と尋ねるように。

 また、自分以外の人にも結果や成果を早く求めます。

 でも、自然の変化や作業の成果はそんな簡単にわかるものじゃない。

 そしてそのことは人の成長、人間関係の醸成にも通じることです。

 

 私たちはどんどん「待つ」という心のゆとりを失っているように感じます。そしてそのことが社会に大きな歪みを生じさせ、子どもたちにも大きな影響を(負の)与えているように思います。

 

 今回の講座は森と人の関係をとおして、私たちの心や思考の変化、社会への影響を考えていきます。

 また、これから林や森に積極的に触れてみたいなと思っている方のために、森に入るためのマナーやルールなどについてもお話しします。

 

 楽しく貴重なお話が聞けることと思います。

 どうぞご参加ください!

まーなび第1回

 講座終了後は、通常の昼の部に夜の居酒屋メニューを一部加えた形でお食事もできます。

 どうぞ、ご利用ください。