どんたむれんじゅ blog

「どんたむ焼きと絵本 どんたむれんじゅ」「酒とめし どんたむれんじゅ」     同じ場所で昼と夜は違う顔の店になる

市民講座してみる第1回〜味噌を手作りしてみよう!

 どんたむれんじゅを運営するマルハナ石田商会から新しい市民講座「してみる」のご案内です。

 この講座はマルハナ石田商会の非営利事業です。

 

 市民講座「してみる」は、体験・現場を軸にした講座。

 聞いて学ぶんじゃなくて「してみる」ことがメインです。

 1回目は「味噌作り」。

 

 この講座のメインとなる視点は2本あります。

 一つは「食料自給・地産地消・食の安全」。

 今回使う大豆は「北海道食の自給ネットワーク(略称 自給ネット)」が行っている「大豆

トラスト」の大豆。

 大豆トラストとは、道産大豆を生産者、消費者双方が「作り支え・食べ支える」ことを目的に

行うもので、自給ネットは2000年から行っています。

 また、今回味噌作りに使う麹は無農薬のお米を作る農家さんが、そのお米を手作りで麹にし

たものです。

 大豆もお米も岩見沢地域で作られたもの。

 味噌作りをしながら、参加者のみなさんに大豆の知識や農業の現状、地産地消、食の安全な

どを知っていただきたいと思っています。

 もう一つは「環境と自分のつながり」。

 味噌作りは「発酵」によるもの。

 味噌のほか、納豆、漬物、パン、チーズなど、発酵を利用した食品はたくさんあります。

 薬を作るのにだって発酵が利用されています。

 発酵は、目に見えない小さな生物たちの活動によるもの。

 人に有益であれば発酵、そうでなければ腐敗と言われますが、腐敗も、例えば何かの死骸も

「腐敗」がなければずっと地上に残ってしまうわけで、その視点で見れば有益なんですけど

ね。

 カビも菌も、生き物ではないウイルスも、実はずーーーーーーーーーーっとヒトと一緒に地

球上にいたわけで、ヒトに対してメリットもデメリットもあり(表があれば裏が必ずある)、

それは地球という限られた環境の中で暮らす存在同士の繋がりなのです。

 もう30年くらい前から除菌がずっと言われていますが、味噌作りを通して大きな視点で人

と微生物の関わりを改めて感じて欲しいと思っています。

 

 お申し込みお待ちしています!!