子どもの成長というか進歩というか。
「○○ができるようになった」というのは大抵「あれ?いつの間にそんなことできるようになった?」ということの方が多いもの。
福島第一原発の爆発事故の影響で、被災地の親子の「保養(被曝を避けるため事故前の居住地と同じかそれ以下の空間放射線の地域に滞在する)」を苫小牧と白老で行っていた頃、来た時はハイハイだったのに、帰る頃に「あれ? つたい歩きしてる!」って驚いたことがあったもの。
まわりで年上の子ども達が走り回って遊ぶので、刺激されたんですね。
「僕もやりたい、できるさ!」って。
昨日の「どんたむ絵本たいむ」。
終了後に食事していた親子の1歳の子。
うちの店はカウンター席が1段半くらい高くなっているので、間に中間ステップを設置して階段みたいにしてるところがある。
子どもは高いところを見ると登りたくなるもの。
でも独りで、1段2段と階段を下りることはできない。
ふと見ると、その子がそこを降りようとしてる。
みんな「おっ」と注目。
「よ」っと1段…。
「おお」とみんな。
「よっ、よっ、よいしょ!」と2段降りた。
「できたね〜!」とみんな拍手。
なんだかわからないが、みんなニコニコして手を叩いてるんで自分もニコニコして拍手♪
成長の一瞬をみんなが発見・共有です。
しばらく降りては拍手と拍手の要求を繰り返してました 笑
こうして身体の動かし方とコミュニケーションを学んでいくんですね。