どんたむれんじゅ blog

「どんたむ焼きと絵本 どんたむれんじゅ」「酒とめし どんたむれんじゅ」     同じ場所で昼と夜は違う顔の店になる

鍵屋(東京 鶯谷)のような店に

 夜の部「酒とめし どんたむれんじゅ」が目標としているのは東京の鍵屋さんです。

 

 店の雰囲気は全く違う。

 でも、あそこに根付く精神というか心意気というか、とにかくあそこに漂う「ここで酒を呑む、ここで酒を楽しむのだ」という雰囲気(「雰囲気」というと軽いんだよなぁ。でも他の言葉が思いつかない)をうちの店でも持ちたい。

 

 鍵屋さんに行ってみたことはあるけど、正直言って肴は特別なものではない。

 北海道の、「ごちそう」がたくさん並ぶような居酒屋に比べれば「つまんない」と言えるかも。(ごめんなさい)

 でも、酒を呑みに来てるんだからそれでいいと思う。

 冷奴、煮奴、味噌おでん…。

 酒場、居酒屋だからね、酒を呑みに来てるんで、話をしに来てるんで、酒と会話(友人と店主と)がメインだ。

 うちも、そういう店でありたい。

 

 まあ、そもそも私に「ごちそう」を出せる技術がないんだけどさ。

 そして、私自身が「ご馳走はもういいよ」と思っているということもある(といっても1年に1回か2回くらいハレの日に御馳走は食べたいな。お寿司とか)。

 

 うちの店が成熟するに連れ、メニューは順次減らしていきたいなと思っています。

 SNSに料理をアップするのもできるだけ早く止めたい。(たいした料理でないし)

 

 しっかりした、ご飯のように味のある日本酒を中心に、美味しいお酒をどうってことない肴と会話で楽しむ。

 そういう店になりたいなと思っています。