どんたむれんじゅ blog

「どんたむ焼きと絵本 どんたむれんじゅ」「酒とめし どんたむれんじゅ」     同じ場所で昼と夜は違う顔の店になる

呑んでボランティア開催!

 明日(9/12(水))から「呑んでボランティア」を開催します。

 1週間開催の予定ですが、用意したお酒が無くなり次第企画終了になります。

 

 参加者の酒代が寄付になります。

 呑めば呑むほどボランティア 笑

 

 システムは、日本酒が大吟醸を含め1杯一律400円で全額が寄付になります。

 他のお酒とソフトドリンクは価格の2割ほどが寄付にまわります。

 料理代は、店の収入になります。

 

 寄付先は、チェルノブイリ原発事故の6年後から放射能で汚染された地域の子ども達の保養を行なっている(当然、2011年の福島原発爆発事故も対象です)「チェルノブイリへのかけはし」さんとタイにあるビルマミャンマー)難民キャンプにある学校に寄付を続けている「メラウーキャンプ教育支援の会」の2箇所です。

 両団体とも、こちらから寄付をさせていただきたいと打診して了解を得たものです。

 

 ※保養とは?

    私たちは何らかの形で常に放射線を浴びています(被曝)が、日々の暮らしで浴びる

   量以上の被曝をすると免疫力が落ちるなど健康を害します。これを防ぐために、元々浴

   びていた量に近い放射線量の地域で一定期間過ごすことを保養と言います。福島原発

   発事故後、日本でも数十箇所で保養が行われ(国や福島県は全く実施せず民間が行なっ

   た)、今もいくつかの団体が継続しています。多くの地域の空間放射線は大きく減りま

   したが、それでも爆発事故前に戻ったわけではなくこれまでの被曝を心配する方がいま

   す。

 ※ビルマミャンマー)難民キャンプとは?

    郡が支配し、130以上の民族がいるミャンマーの国情は複雑です。ただ言えるのは、

   社会の歪みはいつだって子ども達に向かうということです。軍の迫害を受けて難民とな

   った人たちはミャンマーとの国境近くにあるタイの難民キャンプで暮らしていて、9箇

   所で10万人以上と言われています。そこには難民が運営する学校がありますが、当

   然、校舎の修理や設備・備品の資金が不足している状況にあります。

 

 大人が酒を呑んで酔っ払って「ボランティアした」というのは不謹慎でしょうか?不遜でしょうか?

 私は、そうは思いません。

 時間や機会等の都合で、何かしようと思ってもできない場合が多々あります。他に優先すべきこと優先したいことがあるというのも当たり前。

 それでも、こんな機会に自分が楽しみ、そして心のどこかに保養や難民キャンプのことがひっかかっていてくれればいいと思います。

 

 結局は店の宣伝じゃないのか?

 そうですね。

 非営利団体ではなく個人事業主という営利の立場ですので、儲からないとやっていけませんので。儲けるためには、多くの人に知ってもらうことが必要です。

 でも、当店を運営するマルハナ石田商会の事業の柱として「民間としての公共への責任」があります。

 店には「自治・市民活動掲示板」があり、店には学習会や交流会等「コミュニティカフェ」的な機能があります。

 これを活用していただくためにも宣伝が必要なのです。

 

 寄付額については、企画終了後公開します。

呑んでボランティア